しばらくドタバタしていたのと風邪をこじらせてしまったため,
久々の更新となることをお許しください。
今日から,数学の学び方や受験数学に対する考え方を
私個人の視点からお伝えしていきます。
もちろんこれは完全に私の個人的見解によるものですし,
あくまで「高校受験・大学受験」向けのものであることを
最初に断っておきますね。
ということで,今日は
受験教科「数学」に対する認識
についてお話します。
皆さんは,数学を論理性の高い科目だと思いますか?
それとも,暗記型の科目だと思いますか?
数学が苦手な人の大半は,
おそらく前者だと考えると思います。
まぁ,その割に
「公式覚えるんめんどい」
「そんなんやり方覚えてないと無理やん」
とか言いますが!笑
実は,私はそこに受験教科「数学」の本質があると思っていて,
数学は論理100%でも暗記100%でもないということなんです。
今,ものすごく受験教科「数学」の特異性を
言っているように聞こえたそこのあなたは,
まだまだ受験勉強が足りません。
数学は他と比べて特別な教科ではないということです。
英語,理科,社会,さらには国語に対してもそうですが,
論理100%でも暗記100%でもないですよね?
数学も他の教科とそれほど大差ないよということです。
そもそも日本に住む子どもが学校で習うことというのは,
大半が「歴史」なのです。
先人たちの偉大なる知恵や発見を追いかけていき,
自分の頭の中を磨く。
そして,それをベースにして
生きていくための知恵をつけたり,
更なる新しい発見をしたりする。
そういう意味ではどの教科も覚えるべき事柄があります。
暗記型の側面が垣間見えます。
しかし,そこにはすべて,そこに至るまでの「理由」があり,
先人たちはそれをただ積み重ねていっただけに過ぎません。
ここに論理性があります。
(もちろん理由が不明なこともありますが)
数学の場合,特に他の教科と異なるのは,
解答用紙にその論理的プロセスまで記述しないといけない
ということです。
おそらく,数学が苦手な人はそこが辛いと感じるのでしょう。
ですが,どの教科・科目に対しても
論理的なものの考え方,根拠を求める姿勢を持っていけば,
自然と数学は苦手ではなくなる(と思う 笑)し,
数学以外の教科についても良い影響が出るのでは
と思っています。
もちろん,テストで点数を取るとなると,
必要な能力が少し違ってきます。
しかし,少しでも数学に対するアレルギーを減らしたい人は
まず1つ1つの問題や事柄に対する「なぜ?」を
大切にし,それに答えてくれる,
あるいは一緒に考えてくれる人を身近に置きましょう。
ということで,初回はこの辺で。