受験生の皆さん、
非常に寒い中での受験でしたが
とりあえずはお疲れ様でした。
今回は国語の出来不出来の差が
激しかったように思います。
それでは、数学ⅠAについて
考察してみたいと思います。
新課程になり、
3度目のセンター試験。
今回も前年同様、
2問必答、2問選択(3問の中から選ぶ)
となりました。
ようやく出題形式は
落ち着いてきたようです。
第1問、第2問は易しめ
昨年は、
文字定数を含んだ1次関数の問題や
集合・要素をきちんと理解しているか
を問う問題など、
初っ端から嫌な問題がありましたが、
今回は割と易しいところから
入ってますね。
得点しやすかったと思います。
ただ、第2問の「データの分析」は
少しめんどくさいかな。
分散・標準偏差や
共分散・相関係数などを
直接計算させて求めさせるよりも、
元のデータをいじると
分散や共分散、相関係数などは
どう変化するかという問いの方が
多い気がしますね。
計算量と制限時間を考えると、
今後もこういう出題の仕方は
続くんじゃないでしょうか。
選択問題は第3問を敬遠しがち?
選択問題は、今回も
第3問:場合の数・確率
第4問:整数の性質
第5問:平面図形
という構成でした。
ここから2つ選ぶと。
ただでさえ
「場合の数・確率」を
避ける人が多い中、
今回も初見で第3問を
嫌がる人は多かったでしょう。
とはいえ、
実は計算量もかなり少なく、
得意な人にとっては
楽勝だったかもしれません。
しかし、
「和事象」や「排反」
というワードが
頻繁に登場するように、
本問の全体像が
しっかりと見えていないと
苦労するかもしれません。
第4問は倍数の問題でした。
整数の問題は、
マーク形式の場合
大した知識がなくても解けます。
が、さすがに
4の倍数と9の倍数の見つけ方は
知っておいてほしいところですね。
最後の
2進法で末尾に0が連続何個並ぶか
というのは
目新しい問題だなと思いました。
第5問の図形の問題は、
比較的取り組みやすい問題
だったと思うのですが、
途中、メネラウスの定理に
気づく必要がある部分があり、
そこが運命の分かれ道
だった気はしています。
平均点は少し上がるか
ということで、
今回の平均点ですが
大沼の個人的かつ独断的予想では
ちょうど60点になるかと
思っています!
当たったら誰か
アイスおごってー